専門用語ではない“見た目の言葉”について『口ゴボ』とは|下関市の歯科医院|なかむら歯科矯正歯科クリニック

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専門用語ではない“見た目の言葉”について『口ゴボ』とは

最近SNSなどで「口ゴボ」という言葉を よく見かけるようになりました🦷 「
自分は口ゴボだから矯正しないと…」と 悩まれて来院される方も少なくありません。
ただ実は、この「口ゴボ」という言葉は 正式な歯科の専門用語ではありません👈

「口ゴボ」とはどんな状態のこと?
一般的に「口ゴボ」とは、 口元が前に出ているように見える状態を指して使われます🦷
横顔を見たときに、鼻の先とあごを結んだライン(Eライン)よりも 唇が前に出ていると「口ゴボ」と感じやすいのです。

原因としては…
 • 骨格(あごの位置や大きさ)
 • 歯の並びや傾き  • 唇の厚みや口周りの筋肉
 • 鼻の高さ など、いくつかの要素が関係しています。

なぜ専門用語ではないの?
歯科や矯正の診断では「口ゴボ」という言葉は使いません🦷
実際には「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」など、医学的な診断名を用います。
つまり「口ゴボ」というのは、あくまで見た目の印象を表す“俗称”なのです。

基準はどう考えるの?
「口ゴボかどうか」を判断するとき、 一般的には Eライン を基準にします👈
鼻先とあごを結んだラインより 唇が大きく前に出ていなければ理想的とされています✨

矯正治療の現場では、見た目に加えて、
 • 噛み合わせはどうか
 • 呼吸や発音に問題はないか  
• 顔全体のバランスはどうか といった 機能面と健康面 も含めて診断していきます🦷

SNSやネットで見る「理想の横顔」は、
写真の加工や極端な美的基準によるものも少なくありません。
「全員が同じ基準を目指すべき」ということではなく、
その人の骨格や顔立ちに合ったバランスが大切です💖

矯正治療の目的は、
 • 見た目を整えること
 • 正しく噛めて健康に過ごせること この両方を実現することにあります✨

見た目の印象だけで判断せず、噛み合わせや呼吸のしやすさなど、
総合的に診断することが大切です🦷✨

もし「自分の横顔が気になる」「口ゴボかも?」と思ったら 、
まずは専門家に相談してください💕

理想と現実のちょうどよいバランスを一緒に考えていきましょう🦷💕